プラーナとは、
生命エネルギーをいいます。身体には血管や神経などが、全身くまなく張り巡らされていますが、それらと同じように全身を流れているエネルギーがあります。そのエネルギーはまだ科学的に解明されてはいませんが、気功や太極拳,ヨーガを修する者達の間では、何千年も前からその存在が認められ、健康のために扱われていました。 その目には見えないエネルギーを“気”と呼んでいます。この“気”にはいくつかの種類,レベル,次元の異なるものがあります。
『プラーナ』もこの“気”の中の一つで、この世の生きているすべてのものに存在しています。 プラーナは『生命エネルギー』と訳されることが多く、人の身体はもちろん、自然や地球、さらには宇宙にも偏在すると言われ、我々の心と身体に多大な影響を与えています。その流れが強くよどみが無ければ、免疫力や自己治癒力が高まり、心身ともに健康でいられます。 プラーナはインドのヨーガの中から生まれたものです。ヨーガでは、身体には数万通りのプラーナの流れる経路があると考えます。血管や神経などと違い、決まった場所に常にあるものではなく、そのときの体調や心の状態で経路は変化するものです。
人により、そのときにより流れが変わるため、施療するポイントも常に変わります。いかにそのポイント〜プラーナの途切れた経路を的確に見つけられるかが重要です。プラーナは目で見ることはできませんが、専門のトレーニングを受けたものには、超感覚により感じることができます。 超感覚により見出したポイントに施療者が指頭を持ってプラーナを送ることで、その流れが改善され、本来の流れがよみがえり、生体が持つもともとの力によって病気は次第に良くなっていきます。 例えて言うならば、配水管の詰まったところを直すことで、全体の流れが良くなるのと同じです。この場合は重力が流れの原動力ですが、プラーナの場合は自然に備わった生命力がその元となります。
この講座では、まず、気の存在を認識するところから始まります。気球を作りながら、微妙な感覚を養ったら、クライアントの身体から発せられるプラーナの存在にも気づけるようになります。クライアントの背面からピストルのようにプラーナを当てることで、クライアントの身体は押されるように前方に傾いたり、引っ張られるように後方に傾いたりします。こんなスタイルでクライアントのプラーナの乱れを認識しながら、タイ古式マッサージ等の施術に活かすことで、より効果的な治療レベルの施術ができるようになります。
|